『Palm』そのうち飽きます。

アイツのカミさん

1. 「これ欲しい」

 こんにちは。ゴールデンウィークも終わってしまいました。 沖縄と鹿児島が梅雨入りしたらしいです。 土地はそれほど広くもないのに、まさに「いささか日本も広うござんす」ですね。 でも沖縄はともかく、鹿児島の梅雨入りはちょっと早いような気がするのですが…。 まぁ気にしない気にしない。はっはっはっ。

「ゴールデンウィークだ〜」と浮かれているヒマもなかった主人は、 先日「これ欲しい」とまたどこからともなく『Mac Fan』という雑誌を広げて私に見せてきました。 「なんだ急に…。ヤケでも起こしたのかなぁ」と思いながら見てみると 『Palm』という文字と共に電子手帳らしき物体がどさ〜っと掲載されていました。

 

2. Palm

「そーいえばザウルスくんもそろそろ限界かもね〜」…そうなんです。 一応電子手帳はあるものの、いわゆる『手帳』の域を出ていないためにアドレス帳としてしか使用していなかった私には 「ペンで書いても変わんないよ〜」と不評だったんです。 それに比べてPalmはWindowsでも、もちろんMacでも対応してくれるスグレモノで、 シンクロさせることによってPCで入力した内容をそのまま書き込むことができるんです。 自称Mac教の教祖だと胸を張っている主人にとっては「そーだろー。そーだろー」と鼻高々だったワケですね。 「ここんとこ仕事で忙しいし(もちろん主人がです)今の電子手帳を買い換えるいい機会かも…」と思った私は 「じゃあ、買いに行こっか」と買うことに同意しました。


 

3. 「今日は電車で行こう」

 ということで、さっそく二人で買いに行きました。以前に書きましたデジカメの一件で懲りていた私は 「今日は電車で行こう」と主人の手を引いて駅へ向かいました。 お店に到着して散々あれこれと迷った末(というか単にSONY社のCLIEに後ろ髪を引かれていただけ) handspring社のVisor Deluxeを購入しました。

 帰りの電車を待っている間も主人は袋を「えへへ〜。買っちゃった。買っちゃった。」と落ち着きがなく、 袋の中に手を入れてはゴソゴソと箱をいじっていました。 車に乗っていたら間違いなくデジカメの二の舞でした。…よかった〜。 寿命が縮まる思いなんてもうしたくありませんでしたからねぇ。


 

4. 『PoketRogue』

 家に着くなり箱を開けて一通り使い方を覚えた主人は、何を思ったのか付属のCD−ROMに 入っていたと思われるゲームをPCからダウンロードさせてVisorくんに書き込んでいました。 そして「こんなの入れちゃった〜」と一人で喜んでいたのです。 でもしばらくすると急に主人がおとなしくなってしまいました。 「さっきまであんなにうるさかったのに…」とちょっと心配になって見てみると、 主人はダウンロードさせたゲームに夢中になっていました。 その姿は、さながらゲームボーイに夢中になっている子供のようでした。

 そのゲームは『PoketRogue』とかいうロールプレイのタイプで、 巷に流行った『ファイナルファンタジー』とか『ドラゴンクエスト』の原形みたいなゲームでした。 主人は「大うずらに負けた」とか「がらがらへびに勝った」などと聞いても いないのに勝手に実況中継をはじめました。 挙げ句の果てには「うわ〜ん。お腹がすいてるよ〜。飢餓になってるよ〜。食糧がない〜」と騒ぎだしました。 元々ロールプレイのゲームが苦手で興味がなかった私は「うるさいっ!」 と言いたいのを精いっぱい我慢して「疲れるでしょ?言わなくていいよ」と貼りつけたような笑顔で言いました。 …ちなみにVisorくんを購入して一週間が経過しようとしていますが、現在も主人はこのゲームに夢中になっております。 はぁ…。でも、きっとそのうち飽きます。 現在使用中のMacG4も1カ月ほどで見向きもしなくなりましたから。はっはっはっ。



5. 「自転車漕いでるんだもん。」

 夜は夜で相変わらずワケのわからない寝言を言っているし…。 最新の寝言には何故か自転車が登場しました。 例によって夜更かしをしていた私が床に就こうとすると主人が私の布団の上に足を投げ出していました。 しかも何故か両足とも綺麗に揃えてあります。 私が「も〜。また私の布団の上に足のっけてるー」と足をどけようとしたら、 主人は横を向いて足だけでシャカシャカとペダルを踏むマネをしながらごにょごにょと減らず口をたたきはじめました。

主人「自転車漕いでるんだもん。」
私 「そーなんだ。自転車漕いでるんだ。」
主人「いつもより余計に漕いでおります。」(さらにシャカシャカと漕いでます)
私 「…。疲れない?」
主人「…。ちょっと疲れた。」(すごすごと足をひっこめました)

…とまぁこれで終ったのかと思いきや、主人の寝言は一旦おさまっただけでまだ続いたんです。



6. 「ひかえおろ〜。くわっくわっくわっ。」

主人「…ちっちゃい自転車なんだもん。」
私 「どれくらい小さいの?」
主人「んっ?…3センチ。」
私 「小さいねぇ。どーやって漕ぐの?」
主人(何故か勝ち誇ったようにデカイ声で)「誰が漕ぐと言った!?」

そして私が「えっ?漕いでたじゃん」と言おうとしたその時に主人はさらにこう言い放ったのです。
「ひかえおろ〜。くわっくわっくわっ。」(東野英治郎さん風に笑っています)

私は「この人ゼッタイに起きている」と思ったのですが、主人はそのまま寝息をたててしまいました。 何となく小バカにされたような気がしてちょっとムッとしていた私は寝息をたてる主人に話しかけてみました。

私 「ちっちゃい自転車って誰が乗るの?」
主人「んっ?…みどりのコビト。」(この答えが出るまで数十秒を要しました)

翌日その話をしたところ「『ひかえおろ〜』と言ったのはボンヤリ覚えてる」とのことでした。 ボンヤリかい。あんなにデカイ声だったのに。…でもおかしかったです。 はっはっはっ。