|
『アイスマン』の正体 | ||
|
アイツのカミさん | ||
◆ |
1.
寝言から始まりました
こんにちは。夏どころか梅雨にもまだ入っていないのに、名古屋をはじめ愛知県内では夕立が降ったり竜巻が発生したり、
東京では人の多い街中で雹が(「ひょう」ってこんな字だなんて知りませんでした)
降ったりというニュースを見てちょっとビックリしているアイツのカミさんです。 先日また主人が寝言を発しておりました。NO.16『Parm』に出た「水戸黄門もどき事件」以来、 その内容が高度になってきているような気がするのですが…。 今回は寝言を期待して私が話しかけたことから始まりました。 |
|
◆ |
2.
今日は『悪魔』なんだ。
私 「○○くん(当然ですが主人の名前です)おりこうさんですかぁ?」 主人「…あくま。」(イントネーションはどう聞いても『悪魔』でした) 私 「ふ〜ん。今日は『悪魔』なんだ。で、おりこうさんなの?」 主人「…おりこうさんも悪い子もないんだもん。」 私 「どーしておりこうさんも悪い子もないの?」 主人「クマだから。」 私 「はぁ?今度はクマなの?」(お腹がよじれそうになってます) お腹が痛いのを必死に堪えながら私はなおも聞いてみました。 私 「さっきは悪魔だったじゃん。どーしてクマになったの?」 主人「んっ…?あくまはね〜。『あ・クマ』なの。『ア・クマ』なんちって。」 (何故か主人は満足げに『にま〜っ』と笑みを浮かべて寝返りをうっていました) |
|
◆ |
3.
不定冠詞の『a』
何でも寝言で彼が説明するには(この時点で彼は起きていると私は思いました)
aは英語でよく出てくる不定冠詞の『a』なんだそうです。(実際に彼は『不定冠詞』と言っていました)ヘンですよね。
『a』だったら『クマ』じゃなくて『bear』になるはず…。
「やっぱり寝言なんだなぁ」と声を出さないで爆笑していたのですが、
あんまり流暢に言葉が出てくるので「ホントは起きてるんじゃないの?」と主人の背中をつっついてみました。
主人は…反応するどころか気持ちよさそうに寝息をたてておりました。 翌日主人に話してみたところ、やっぱり内容はまったく覚えていなかったのですが 「でも理にかなってる。俺って頭いいなぁ。えっへん。」とえらく納得して自分で自分を褒めていました。 …自分で言っている内容も覚えていないのに威張るなっちゅーの。はっはっはっ。 |
|
◆ |
4.
テレビで珍しく映画を観ました
ところで、先日主人と二人でテレビで珍しく映画を観ました。タイトルは『48時間PART2・帰って来たふたり』です。
ご存じの方も多いかと思いますが(というか「俺も観たよ」かも…)
この映画はエディ・マーフィとニック・ノルティが主演の刑事モノの痛快アクションものです。
ある意味で「いかにもアメリカらしい映画」と言えそうですね。二人とも好きな俳優なんですが、
今回はひょんなことに端を発したアホ話をば…。 実はこの映画の登場人物の中にNさんによく似た人がいたんです。 この『Nさん』は「奥様投稿欄を作るから原稿を書いてみない?」と私を誘って下さった、これまたとても奇特な御仁です。 ちなみに現在東京に在住なさってます。…やっぱりバレバレかなぁ。まぁ気にしない気にしない。はっはっはっ。 | |
◆ |
5.
刑事の同僚役
…また話がそれてしまいました。Nさん似の彼はニック・ノルティが扮する刑事の同僚役で、その話の中ではいつも彼を気遣うとてもいい人でした。
私は彼が画面に登場する度に「この人ゼッタイNさんに似てるよ。すっごく似てる〜」と大騒ぎをしていました。
「まぁ雰囲気は似てるなぁ」と言いながらも、主人は明らかに呆れていました。…だってホントに似てたんだもん。
でも映画が終わるその時まで大騒ぎをしていたので、いまだに役の名前はおろか、その役者さんの名前もわからないんですよね。
はっはっはっ。 寒い目を向ける主人をよそに、私はさらにヒートアップして「顔が似てると人柄まで似てくるのかなぁ。 すっごくいい人だよね〜」から始まってとにかく彼を『Nさん』と呼んで褒めちぎっていました。 ところがよくあることなのですが、話はそのまま順調というワケにはいきませんでした。 この話には『アイスマン』という名の謎の黒幕が度々登場するのですが(しかも名前だけ) それが警察官であることが発覚して雲行きが怪しくなってきたんです。 その前にいかにも怪しそうなおっちゃんが一人いましたが違いましたし。 「まさか彼が…?いや、そんなはずはない。あんなにいい人だもん。でもなぁ…」とドキドキしながら観ていたら…。 | |
◆ |
6.
彼が『アイスマン』
イヤな予感は当たるモノです。その彼が『アイスマン』だったんです。本当に「モロに黒幕」でした。
しかもニック・ノルティに何発も撃たれて派手にビルの2階から(だったと思います)落ちてしまうに至り、
それまで散々「いい人だよね〜」と騒いでいた私は、ひっこみがつかなくなって「え〜っ?どーしてNさんが黒幕なのォ?」
と思わず画面に向かって文句を言ってしまいました。
そこへ追い討ちをかけるように主人のだめ押しの一言が。
「あ〜あ。いいヤツだったのに。Nが撃たれちゃった〜。」…が〜ん。ただでさえショックなのに〜。 よくよく考えてみると「俺ねぇ。この映画好きなんだ。一緒に観ない?」と言い出したのは主人でした。 …ということは、この映画のストーリーは全部知っていたのかもしれません。 だったら『アイスマン』の正体くらい教えてくれてもいいのに〜。 でも主人はいつも「途中で言っちゃったらつまんないじゃん」と結末を絶対に教えてくれないんです。 …まぁ当然と言えば当然なんですけどね。 大騒ぎをする私を見て、きっと「そんなつもりじゃなかったんだけど…」と心の中で何度もつぶやいていたことでしょう。 主人が寒い目をしていた意味がやっとわかったような気がします。 おそらく、いえ、きっと主人が「一緒にこの映画観ない?」と私を誘うことは当分ないだろうと思います。 はっはっはっ。…笑ってる場合なのかなぁ。でもいいんだもん。笑っちゃおう。はっはっはっ。 | |