固定電話

アイツのカミさん

1. 『カラ梅雨』

 こんにちは。梅雨に入って以来、洗濯物がなかなか乾かなくてちょっとイライラしているアイツのカミさんです。 でも数年前に『カラ梅雨』で大騒ぎしていたことが未だに脳裏に焼きついているので、 イライラしながらも心のどこかでホッとしているのも事実ですね。

 主人は主人で相変わらずVisorくんに夢中になっております。 ゲームに飽きたのか、現在は赤外線での通信とWindowsとのシンクロに躍起になっております。 先日ちゃっかりWin用のケーブルを買っておりました。 休日の度に愛しのVisorくんとICカードを手に近所の電話ボックスに足繁く通っておりますが、 これもいつまで続くやらです。はっはっはっ。


 

2. <もしもし。Nですけど。>

 ところでアイツん家では固定電話はほとんど使用されていません。 主人も私も携帯電話を持っていて通話もそれで事足りてしまいますし、 私が投書の鬼になるからとの理由でFAXも置いていないので (確かに私はテレビの画面に向かってよく話しかけています) インターネット以外で固定電話を使用することはまずないんですよね。 自分からかける機会が少なくなりますので、当然のことながら電話のベルが鳴る回数も少なくなります。 そんなアイツん家に、にっぱち会の方から電話がかかってくることがあります。 私がその電話に出ると何故か妙な会話になってしまうんですよね。

《Nさんの場合》→NO.18でご登場頂いた『アイスマンもどき』です。

 あれは昨年の暮れのことでした。仕事で忙殺されそうになっていた主人にようやく休日が到来して、 それをいいことに私はその朝思いっきり二度寝しておりました。 そこへ1本の電話がかかってきたんです。 そのベルで目が覚めた私は主人の寝床がもぬけの空になっていることに気づきました。 でも起きているはずの主人が電話に出ません。しょうがないので目をこすりながら電話に出たのですが…。

「ふぁい○○です。」
<もしもし。Nですけど。>


 

3. 「とっ、とにかく挨拶しなきゃ…」

起き抜けで頭の中の半分以上が寝ぼけていた私は「Nです」の一言で瞬く間に目が覚めました。 おまけにNさんとはお話したこともなかったので声も初めて聞くわで気が動転していました。 「えっ?えっ?どうしてNさんから電話がかかってくるの?」という類の疑問がものすごい勢いで頭の中を駆けめぐりました。 それでも「とっ、とにかく挨拶しなきゃ…」と思った私は「おはようございます〜」と無駄なくらい元気に言ってしまいました。

 その後は自分が何を言ったのかもほとんど覚えておりません。珍しく舞い上がっておりました。 でも、Nさんは主人の会社に電話を何度もしたらしく「電話が通じなくて…」とおっしゃっていたことだけは覚えております。 支店は10時から営業しているのですが、電話がかかってきたのは9時過ぎでした…。 そうこうしているところへ主人がひょっこり顔を出したので、私はあたふたしながら「Nさんから…」と受話器を渡したのでした。 ちなみに主人いわく「インターネットに夢中になっていたら電話が切れてさ〜。 オマエの声が聞こえたから何だろうと思ったら電話でしゃべってた」だそうです。 …ハングオンした時点で電話がかかってきてるんだってば。


 

4. <もしもし。Oですけど。>

 実は、この電話がかかってくる数日前に私がにっぱち会の幹事会の方をはじめ多数の方に 「年末ジャンボ宝くじを買って下さーい」という旨のメールを送っていたんです。 Nさんにも「郵送すればいいし…」と安易に書いてしまいました。 それを読んで下さったNさんがたまたま所用で来名なさっていて、主人の勤務する支店に電話をおかけになったところ 「電話に誰も出んわ(我ながら古いですね〜)」だったワケです。 その後、Nさんにお会いする機会があったのですが(その時にこの原稿のお誘いもありました)いや〜。 さすがにちょっと恥ずかしかったですね。はっはっはっ。

《Oさんの場合》→いつもお世話になっているWEBマスターです。

「はい○○です。」
<もしもし。Oですけど。>


5. Oさんもビックリ

『O』という名字って比較的ポピュラーだと思います。主人の会社にもいますし…。 私は「えっ?どこのOさんだろう…」と一瞬迷ってしまいました。 それでもすぐに「もしかしてにっぱち会のOさんかなぁ」と思ったんです。 「そういえば…」とNさんが電話でOさんとお話をなさった際に『K君』とファーストネームで呼んでいらっしゃったことを思い出した私は、 躊躇することなくこう言い放ってしまったんです。

「Kさんですかぁ?」(ちょっとアタマが悪そうでした)
<そーそー。>

電話に出てからここまでの会話の所要時間数秒。 きっとOさんもビックリなさっただろうと思います。 1度しかお会いしたことがないのに、いきなり(しかも気安く)『Kさん』なんて呼ばれたんですから。 他にも確認する術はあったはずなのに…。 「おはようございますぅ」と一応挨拶はしたものの、この後私はさらに喋り倒しておりました。 Oさんご愁傷様です…。

いまだにナンバーディスプレイ非対応の電話を使用していて「いいかげんにそろそろナンバーディスプレイを…」 と言い出してかれこれ1年が経過しようとしておりますが「ほとんどかかってこないのに設置するのもバカバカしい」 と二の足を踏んでいる今日です。 おそらく当分このままだろうと思いますけどね。はっはっはっ。